詐欺に注意!海外旅行時の注意事項と、私が経験した嫌な思い出
こんにちは!
忙しくて毎日更新記録が途切れてしまいました…今日からまた継続してブログを書いていければと思います。
さて、これまで海外旅行についてのブログを中心に書かせてもらいました。
内容的には、おススメ観光地などなど、とても明るいものになっていると思いますが、海外旅行は必ずしも楽しいことだけではありません。
多くの日本人旅行者が、スリやひったくり、詐欺などの軽犯罪に巻き込まれているのは確かな事実です。
私は今でこそ海外渡航慣れしていますが、まだ旅行慣れしていない学生時代に嫌な思いをしており、その経験があるからこそ、海外での警戒心や注意喚起意識が今でも消えることなく残っています。
今日は、これまでの海外旅行で出逢った嫌な経験や、これから海外旅行される方に気を付けてほしいと思うことについてブログにしたいと思います。
1.タクシー利用時のチップ請求
大学生の時にアメリカのラスベガスを旅行中、複数人でタクシーを利用しました。
ドライバーはサウジアラビアからの移民で、車内では助手席に座っていた私を中心に親しげに話しかけて、出身や趣味などを聞かれたので適当に返答しました。
降車時に別の日本人学生がチップを渡すと、なんと、「お前ら日本人だからもっとよこせ」的なことを言ってきやがったのです!
しかし、私たちは学生でお金が無いっと言い張って、最小限のチップしか渡しませんでした。
しかもそのドライバーは、わざとなのかどうか定かではありませんが、依頼したホテルとは別のホテルに向かっていたんです!
英語ができる他の学生が激怒して、ドライバーは謝罪して方向修正しました。
チップをさらに要求する、わざと遠回りしたり目的地とは違う場所に行ってメーターをかせぐ、ということをするタクシードライバーが海外にはいます。
私の経験上、海外のタクシードライバーは、周辺国からの移民や出稼ぎ労働者が殆どで、裕福な人達ではありません。
収入を増やすためにそのような悪知恵を働かせているのです。
その日の出来事以来、タクシーは使わずに極力公共交通機関を使うようになりました。
また、私は利用したことはありませんが、現在はUBERという配車アプリもあるので、トラブルに巻き込まれないためにも、そのようなアプリを利用した方がよさそうです。
2.ローマスペイン階段でのミサンガ詐欺
イタリア・ローマのスペイン広場の周辺は、ローマ観光の拠点にもなる有名なエリアです。広場の中心にあるスペイン階段は、映画「ローマの休日」にも使われた有名な階段で、今でも多くの観光客が集まるスポットでもあります。
卒業旅行でローマを訪れた私は、友人と一緒にスペイン階段を登り切った地点周辺で、一人の男が近寄ってきて、「ナカータ」「ナガトーモ」と日本人サッカー選手の名前を言いながら、片言の日本語で親しげに話しかけてきたのです。
外見は、中東や北アフリカのイスラム圏の人のようにも見えました。
まだそこまで旅慣れていなかった私は、面倒臭がらずに対応していたのですが、すると突然、友人になった証と言いながら、私の腕にミサンガを強引にくくり付けてきたのです!
気付けば別のもう一人の男も現れ、私の友人にもミサンガをくくり付けていました。
そして言われたのが「20ユーロ」
こんなもんに20ユーロ払ってられるか!!ということで、ひたすら支払いを断り続けたら、爪切りでミサンガを切られて、「お前はクソ野郎」と日本語で言い放ち去っていきました(笑)
ミサンガ詐欺はイタリア、フランスでよくある詐欺手口のようです。
強い口調で金銭を要求してきますので、女性の方は注意してください。
そして財布を出した時点でもう負けです。財布に多くの金額が入っていることを見られてしまうと、より多額を要求してきます。
イタリアやフランスで親しげに話しかけてくる人...全員要注意です!
3.トルコの靴磨き職人
トルコのイスタンブールで、新市街地で道の階段を上っていると、前方を歩いていた人が商売道具のブラシを落としたので、親切に拾ってあげました。
すると、靴を磨く準備を突然始めて、お礼をしたいと言って私の靴を磨き始めたのです。
内心、これは後でお金を要求するパターンだなと思っていましたが、磨き終えた後、案の定、「20トルコリラ」と言われました。
日本円にして400円くらいですが断固として拒否!拒否!
相手も諦めて立ち去っていきました。
イスタンブールの街中には、靴磨き道具を持った人がウロウロしていて、
・わざと道具を落として、拾ってくれた人の靴を磨いて金額を要求する
・親しげに話しかけてきて、無料で磨いてあげると言っておきながら、金を要求する
この2パターンがあるようです。
しかも靴磨きの道具や洗浄液体も、これ本物の靴磨き道具かよ?と思っちゃうくらいのちゃっちい道具を使っていて、磨かれても全然綺麗になりません(涙)。
イスタンブールで靴磨き職人に遭遇したら、無視して立ち去ってください!
4.トルコのライター/マッチを借りる男
こちらもトルコのイスタンブールで経験したことなのですが、現地の有名観光地周辺でトルコ人男性から、マッチかライター持っているか?と話しかけられたことが数回ありました。
自分はタバコを吸わないので勿論持っていないと返事すると、世間話をし始めて、「せっかく仲良くなったから、近くのおススメのバーで一杯おごるよ」っと言ってきたのです。
何度断ってもしつこく誘ってきたので、かなりの労力を使いました。
もしライターを貸していたら、「貸してくれたお礼に一杯おごるから」と誘われるそうです。
もし誘われた場合には、東京の新宿歌舞伎町にあるようなぼったくりバーに連れて行かされて、多額の金額を請求されるので、絶対について行ってはいけません。
バーへ誘ってくる男はお店側とグルなので、要注意です。
私が海外で心がけていることは、人を簡単に信用しないこと、まず疑うことです。
勿論、親しげに話しかけてくる人全員が、悪い人ではありません。
道に迷っていると、話しかけてきて親切に教えてくれる人もたくさんいました。
しかし、良い人なのか詐欺野郎なのか、見た目だけでは判別が付きにくいため、先ずは疑うようにしています。
フランス、スペイン、イタリアなどの南ヨーロッパは魅力的な観光地が沢山あり、料理も美味しく、世界中から多くの観光客が訪れる国です。
しかし、そのような場所にほど上記のような、人を騙して金を奪おうとする人がいます。
北欧、中欧では上記のような詐欺を見たことも経験したこともありませんが、治安がいい国に行くときであっても、警戒心は常に持っています。
「ここは日本ではない」という気持ちを常に持ち、楽しい旅となるように、海外では必要最低限の注意は払っておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。